目次
1. 防火服等自主管理制度とは?
一般社団法人 消防服装・装備協会(以下「協会」)は、消防市場において、協会正会員が販売する防火服等の製品が、総務省消防庁が策定、改定する「消防隊員用個人防火装備に係るガイドライン」(以下「総務省消防庁ガイドライン」)並びに国際標準化機構が発行する諸規格(以下「ISO諸規格」)の品質を確保することを目的に、自主管理制度を定めます。
詳細は、防火服等自主管理規定をご確認ください。
2. 基準の種類
基準の種類 | 基準番号 | 基準の名称 |
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防火服 | JFCE 0010-A: 2024 | 防火服A種(ガイドライン2022) |
JFCE 0010-A2: 2024 | 防火服A2種(ガイドライン2022 ※活動服組み合わせ) |
|
JFCE 0010-AA: 2024 | 防火服AA種(ISO11999-3タイプ2) | |
JFCE 0010-B: 2024 | 防火服B種(ISO11613) | |
JFCE 0030-K: 2024 | 防火服高視認性素材 | |
防火手袋 | JFCE 0030-A: 2024 | 防火手袋A種(ガイドライン2022) |
JFCE 0060-B: 2024 | 防火手袋B種(後方支援用) | |
活動服 | JFCE 0060-A: 2024 | 活動服A種(ガイドライン2022) |
JFCE 0060-B: 2024 | 活動服B種(後方支援用ISO21942レベル1) |
3. 防火服等自主管理委員会の設置
自主管理制度の客観性・公平性を確保するため第三者からなる防火服等自主管理委員会(以下「委員会」)を協会に設置します。
委員会の業務は、次の通りです。
- 防火服等の自主基準の審査
- 指定試験所の審査
- 防火服等の自主基準適合承認に係る審査
- 防火服等の品質確認
詳細は、防火服等自主管理委員会運用細目をご確認ください。
4. 指定試験所
協会は、防火服等の基準に係る評価試験の信頼性を確保するため、指定試験所を予め指定します。
- 現在の指定試験所 一般財団法人カケンテストセンター
詳細は、指定試験所に関する運用細目をご確認ください。
5. 防火服等の自主基準認定の申請、取得
- 申請できるのは協会正会員とします。
- 申請は種別ごととします。
- 申請者は、申請する種別の基準に定める全項目の試験を、協会を通して依頼します。
自主基準試験依頼書は協会ホームページからダウンロード。 - 申請者は、協会から試験結果の連絡を受けた後、申請書類、申請手数料を添えて、協会へ認定申請を行います。
製品の構造チェックシートは協会ホームページからダウンロード。 - 協会は、委員会へ審査を付託し、審査結果に基づき協会会長が認定します。
試験依頼及び申請手順の詳細は、防火服等の認定に関する運用細目をご確認ください。
申請手数料については、申請手数料及び認定表示使用料に関する規定をご確認ください。
6. 認定を取得した製品の製造
- 認定者は、当該製品について認定を受けた基準に適合するように製造し、その品質を保証します。
- 製造、検査等の記録を作成し、一定期間(製造後10年程度)保存します。
7. 認定マークの表示
- 認定者は、認定番号、種別名を記載したJFCE認定マーク*を製品に付します。
JFCE認定マークは、協会ホームページから取得ください。 - JFCE認定マークの使用料は、所定額を自己申告により協会に納付ください。
使用料については、申請手数料及び認定表示使用料に関する規定をご確認ください。
認定マークのダウンロード | |
防火服 | |
防火手袋 | |
活動服 | |
JFCE [ Japan Fire Fighting Clothes Equipment Association ]
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